プロ野球経験者が研修を受けて高校、大学での指導資格を回復できるようになった新制度で、日本学生野球協会は20日、資格審査委員会を開いて最終手続きとなる適性審査を行い、元プロ208人の資格回復を認定した。昨年7月に施行された制度での第1号で、野球部の監督などに採用されれば現場での指導が可能になる。
資格を回復したのは元オリックス監督の石毛宏典氏、米大リーグでも活躍した小宮山悟氏、巨人などでプレーした前慶大監督の江藤省三氏ら。プロ、アマチュア双方の研修を修了した228人のうち、申請した208人全員が審査を通った。
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