【バートミッテルンドルフ(オーストリア)共同】ノルディックスキーのジャンプ男子で計3個の五輪金メダルを獲得した27歳のトーマス・モルゲンシュテルン(オーストリア)が10日、オーストリアのバートミッテルンドルフで行われたW杯個人第13戦の練習で転倒して頭部と肺に大けがを負った。
空中でバランスを崩してたたきつけられるように転落し、ヘリコプターでザルツブルクの病院へ運ばれた。チームによると、意識も正常で命に別条はないというが、3日間は集中治療を受ける。
モルゲンシュテルンはトリノ冬季五輪の個人ラージヒル王者で、06、10年両五輪の団体金メダルも取った。
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