日本相撲協会は9日、東京・両国国技館で臨時の理事会と評議員会を開き、親方衆らに提出を義務付けた年寄名跡証書について、受け渡しをめぐって前保有者と係争中の春日山親方(元幕内浜錦)を除いて出そろったことが報告された。
未提出だった熊ケ谷親方(元十両金親)が9日午前に出した。田子ノ浦親方(元幕内隆の鶴)の名跡変更で空いていた「鳴戸」も、2011年11月に急逝した先代親方(元横綱隆の里)の遺族が7日に提出した。玉ノ井広報部副部長(元大関栃東)は「春日山については裁判の推移を見守る」と話した。
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