柔道の野村、現役続行明言せず
柔道男子60キロ級で五輪3大会連続金メダルの野村忠宏(39)が10日、大阪市内で開かれた所属先のミキハウスの新年会に出席し「右肩が戻ればもう一度挑戦したい思いもあるが、自分を冷静に見つめ探っていきたい。明確な目標は言えないが、力いっぱい頑張る」と述べ、現役続行については明言を避けた。
野村は昨年3月の国際大会で約1年半ぶりの実戦復帰し優勝を飾った。しかし8月の練習で右肩を負傷し、同月末の全日本実業個人選手権で悪化。「右肩甲下筋腱断裂」と診断され、11月に手術を受けた。現在はリハビリ中で「まだ筋肉に刺激を与える段階」という。
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