巨人の原辰徳監督をはじめ全選手が、故沢村栄治氏の背番号で永久欠番でもある「14番」を、3月10日に三重県伊勢市で行われる阪神とのオープン戦で着用することが22日、球団関係者の話で分かった。
伊勢市出身の沢村氏の功績をたたえるとともに、今季で球団創設80年を迎える巨人が記念事業の一つとして今回の取り組みを行う。沢村氏はプロ野球史上初の無安打無得点試合を達成した伝説の大投手で、1944年に戦死した。
巨人で全選手が同じ背番号を着用するのは異例の試みで、日本球界では2012年7月に西武の全選手が故稲尾和久氏の背番号「24」をつけて試合を行った。
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