【ロンドン共同】英紙ガーディアン(電子版)は24日、サッカーの2022年ワールドカップ(W杯)カタール大会に向けた施設などの建設事業で、ネパールからの出稼ぎ労働者が昨年185人死亡したことが公文書発表で明らかになったと報じた。
同紙は昨年9月もネパールからの労働者への虐待や搾取、劣悪な労働環境の実態を報じ、多数の死亡者が出たと伝えた。だが、その報道から数週間で36人が亡くなったとし、状況が改善されていない様子を指摘。直近の2年間では死亡者数が382人に上ったとした。
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