【ビリンゲン(ドイツ)共同】ノルディックスキーのワールドカップ(W杯)ジャンプ男子で2度総合優勝し、冬季五輪で団体金メダルも獲得した36歳のマルティン・シュミット(ドイツ)が31日、ドイツのビリンゲンで引退を表明した。ソチ五輪代表入りを逃したことが決断理由で「今季もう一度、最高の状態を取り戻そうとしたが、かなわなかった」と話した。
ワールドカップ(W杯)で通算28勝を挙げ、2002年ソルトレークシティー五輪で団体金メダルに貢献した。世界選手権で個人、団体の金メダルに輝いた実績もある。引退後は指導者として若手の育成にかかわるという。
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