全日本スキー連盟の萩原文和スノーボード部長は8日、男子ハーフパイプ(HP)で8月のワールドカップ(W杯)開幕戦を制した15歳の平野歩夢が高校受験のため、ソチ冬季五輪代表の最終選考大会となる米国グランプリ(11日・米コロラド州)を欠場することを明らかにした。14日に発表される五輪代表入りは確実となっている。
同連盟はスノーボードHPの代表選考で、大会順位を得点化する制度を導入。3戦で8点以上が選出条件としている。平野は2戦で7点だが、2試合の場合は6点が最低条件となっており、萩原部長は「特殊な事情を考慮した。派遣基準は満たしている」との見解を示した。
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