サッカーW杯会場、除外も検討
【リオデジャネイロ共同】国際サッカー連盟(FIFA)のバルク事務局長は21日、6月開幕のワールドカップ(W杯)の試合を行うブラジル南部クリチバの競技場建設会場を視察し、建設工事の遅れについて記者団に「非常事態だ」と述べ、試合会場からの除外も検討することを明らかにした。
一方、ブラジル航空当局は同日、6試合を行う北東部フォルタレザの空港増設工事が間に合わず、一部で仮設テントを使う方針を表明した。作業員のストライキ頻発で4分の1程度しか完成していないという。フォルタレザではW杯後の7月に新興5カ国(BRICS)首脳会議も予定されている。
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