陸上女子長距離の新谷が引退
ロンドン五輪に出場するなど陸上女子長距離のトップ選手として活躍した新谷仁美(25)が31日、都内で記者会見して現役引退を表明した。右足裏の故障に悩まされ続けたことを主な理由に挙げ「手術をしてまで陸上を続けたいかと問い掛けた時に、すぐに答えが出た」と語った。
07年の東京マラソン優勝などで将来を期待されたが、12年のロンドン五輪後に右足裏を痛めて引退を意識するようになったという。昨年の世界選手権は1万メートルで5位に入ったが、「走った後の痛みが今までになかったくらい、限界を超えていた」と明かした。今後については「すべてにおいて白紙」と話した。
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