2020年東京五輪・パラリンピック組織委員会が日本ライフル射撃協会と日本クレー射撃協会に対し、両協会から要望された東京五輪射撃会場の都心湾岸部への変更はできないと回答したことが21日、関係者の話で分かった。当初の計画通り、陸上自衛隊朝霞訓練場で実施する。
湾岸部の埋め立て地はメタンガスが発生する可能性があるため火薬類取締法の観点から不適切で、用地の確保も難しいことなどが理由という。両協会は都心から離れている朝霞訓練場では集客が不安視されるとして、組織委に変更を要望していた。
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