大相撲、御嶽海が白星デビュー
大相撲春場所初日の8日、東洋大で昨年にアマチュア横綱と学生横綱の2冠に輝いた御嶽海(22)=本名大道久司、長野県出身、出羽海部屋=が、幕下10枚目格付け出しで初土俵を踏み、明生(立浪部屋)を寄り切って白星デビューした。
御嶽海は緊張で昨晩はほとんど眠れず「今までの相撲人生で一番緊張した。周りが見えなかったのも初めて」と苦笑い。立ち遅れて左四つから投げられて劣勢となったが、立て直して寄り切り。館内から大きな声援を受け「本当は突き、押しで攻めたかったが、勝てて素直にうれしい。ここから始まる」と表情を引き締めた。
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