【リオデジャネイロ共同】世界反ドーピング機関(WADA)のリーディー委員長は24日、陸上短距離で薬物違反が続いたジャマイカを視察し、反ドーピング組織改革について「現行システムはWADAの規定に十分準じている」と評価した。
AP通信によるとジャマイカは2012年ロンドン五輪前の抜き打ち検査で組織上の不備や対応の遅れが指摘され、WADAが徹底的な調査と組織改善を求めた。陸上短距離はウサイン・ボルトをはじめジャマイカ勢が席巻している。だが、男子100メートルの世界記録保持者だったアサファ・パウエルらトップ選手が陽性反応を示した。
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