下村博文文部科学相は3日の記者会見で、ラグビーの2019年ワールドカップ(W杯)日本大会について「地域バランスよく開催都市が決定した。世界の注目度も高い大会なので、準備を着実に進めたい」と述べた。
また国やスポーツ振興くじの助成金で国内12地域の会場整備を支援する考えを示し「(資金が)足りない部分は、地元のスポーツ団体や財界から寄付を募ることも重要だ」と指摘した。
東日本大震災で被災した岩手県釜石市が会場に選ばれ「復興のシンボルになる」と期待を寄せた。
竹下亘復興相も同日の会見で「(被災者の)心の活性化につながる」と釜石市の選定を喜んだ。
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