サッカーJ2愛媛FCが不正な会計処理で赤字決算を黒字にしていた問題で、外部の弁護士や公認会計士でつくる第三者委員会が、会計処理は経理担当者の独断で、組織的な関与はなかったとする追加調査結果をまとめたことが22日、関係者への取材で分かった。
追加調査には、愛媛FCに出資する県の担当者も加わった。Jリーグは既に第三者委から報告を受けており、23日にも制裁内容を公表するとみられる。愛媛FCは24日に取締役会を開き、社長の進退などを決める方針。関係者は「組織の不正が否定されたことで、即時のライセンス没収などの事態は避けられるのではないか」と話している。
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