全柔連、上村前会長らが顧問就任
全日本柔道連盟(全柔連)は4日、東京都文京区の講道館で常務理事会を開き、暴力指導問題や助成金不正受給など相次ぐ不祥事で2013年8月に引責辞任した上村春樹前会長ら旧執行部4人の顧問就任を決めた。退陣から1年余りの昨年10月に要請していた。
上村前会長のほか、藤田弘明、佐藤宣践前副会長、小野沢弘史前専務理事が就任した。関係者によると上村前会長だけが返答を保留していたが、ことし1月中旬に受諾したという。
顧問は全柔連の宗岡正二会長や理事会からの諮問に応じる名誉職で、任期は22年3月末まで。全柔連によると、今回で計8人が加わり顧問は27人となった。
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