高岡コーチがカネボウ監督昇格へ
カネボウ化粧品は6日、陸上部の新監督に男子マラソン日本記録保持者の高岡寿成コーチ(44)が4月1日付で昇格すると発表した。音喜多正志監督は退任する。高岡氏は同社を通じ「世界で活躍できる選手を輩出するチームづくりを目指し、日本陸上界に貢献できるよう挑戦していく」とコメントした。
京都府出身の高岡氏は龍谷大から1993年にカネボウ入り。長距離トラック種目のエースとして活躍し、96年アトランタ五輪に初出場。1万メートルで2000年シドニー五輪7位入賞を果たし、01年には日本記録を樹立した。マラソンでは02年にシカゴで2時間6分16秒の日本記録をマークした。
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