粉飾決算があったとしてJリーグに制裁金300万円を科されたJ2愛媛FCは24日、松山市内で会見を開き、亀井文雄社長(60)が引責辞任すると発表した。3月13日の株主総会で正式決定する。新社長には愛媛県サッカー協会の豊島吉博会長(63)が就く見通し。
弁護士らによる原因調査の結果も公表。粉飾は「元経理担当の独断で役員の指示など組織的関与はなかった」と結論付けた。不正の背景として「事務局の人員体制が弱く、経営陣が決算を適切にチェックしていなかった」とも指摘した。今後、常勤の役員を増やすなどして体制を強化する。
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