順天堂大は1日、女性アスリートのコンディション管理に関する研究拠点として「女性スポーツ研究センター」を8月1日付で設立、10月ごろから全ての女性選手を対象に専門の外来診療を東京都文京区と千葉県浦安市の付属病院で開始すると発表した。大学によると、日本では初の取り組みとなる。
同研究センターは整形外科医や産婦人科医のほか、メンタルトレーナーや栄養士らと連携し、女性選手の競技力向上を目的に総合的な研究を進める。診療では無月経や生理不順、疲労骨折などの症状のほか、妊娠、出産に関するサポートも行い、長期的に活躍できるよう手助けしていく。
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