稀勢の里、連合稽古で21番
大相撲初場所で2度目の綱とりに挑む大関稀勢の里が4日、東京都墨田区の片男波部屋で始まった二所ノ関一門の連合稽古に参加し、幕内松鳳山、豪風と21番連続で取り「この1週間で調子をどんどん上げていく」と勝負の場所を見据えた。
年末年始も元日しか休まなかった稀勢の里は、場所前初の出稽古で、突き、押しが得意の小兵を相手に選んで動きを確認した。尾車親方(元大関琴風)ら一門の親方衆の前で順調な調整ぶりを披露し「もっともっと(動きの)精度を高め、相手にしっかりと力が伝わるようにしたい」と明るい表情で話した。
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