SPトップのキム・ヨナと浅田の差は、致命的ともいえる19・41点。フリーでの逆転優勝は珍しくないが、これほどの大差をひっくり返すのは、ほぼ不可能といっていい。
現行の方式となった2007年以降の世界選手権の女子で、フリーでの逆転は5度あった。もっとも大きな点差があったのは07年で、SP2位の安藤美姫が3・97点離されていたキム・ヨナを逆転した。08年と10年に優勝した浅田はいずれもSPは2位で、点差はそれぞれ0・18、2・32だった。
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