全日本柔道連盟(全柔連)は4日、東京都内で男女の強化委員会を開き、体重無差別で争う全日本選手権を国際ルールと異なる部分があるなどの理由から、五輪代表選考大会から外すべきだ、との意見が出た。継続審議する。
柔道日本一を争う伝統の大会、全日本選手権は男子が100キロ超級、女子が78キロ超級の五輪、世界選手権の代表選考対象となっている。試合時間は国際試合と比べて男子が1分、女子が2分長い6分間で実施される。男子の井上康生監督は「世界の基準と違う大会を選考会にしていいのかと感じる一方で、全日本の権威を失ってはいけないとも思う。慎重に検討したい」と述べた。
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