【ソポト(ポーランド)共同】国際陸連が五輪でのクロスカントリーの実施を要望する方針であることが9日、分かった。デービス広報部長は「夏季五輪の方が提案しやすいが、冬季五輪も日程的に余裕があり検討したい」と述べ、4月に具体案を詰めて国際オリンピック委員会(IOC)に提案する考えを示した。
国際陸連のディアク会長は「12月のIOC臨時総会で改革案がまとまるので積極的に動きたい。冬季では雪か氷の競技という五輪憲章の問題もあり、夏の方が現実的。競技人口が多く、五輪種目に復帰できることを願っている」と説明した。
クロカンは1924年パリ五輪まで3大会で実施された。
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