横綱日馬富士、出稽古で2勝8敗
休場明けとなる横綱日馬富士が4日、場所前初めての出稽古で大阪市東成区の時津風部屋を訪れ、大関鶴竜と10番取って2勝8敗と不安を残した。
先場所を左足首の靱帯損傷で休場した日馬富士は、立ち合いの鋭さが影を潜め、鶴竜に押し出される場面が目立った。「動きを確かめた。今は休みなく稽古をして、疲れがたまっている」と、弁解にも似た口調だった。
両足首に加え、両膝や右肘にもサポーターなどをつけた。「あれはファッションだ。少しずつ疲れを取っていく」と冗談交じりに話したが、はた目には痛々しかった。
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