千代丸、弟と同じ舞台に感慨深げ
大相撲春場所(3月9日初日)で新入幕を果たした千代丸(鹿児島県出身、九重部屋)が24日、大阪市東住吉区の部屋宿舎で記者会見し「本当にここまで来たんだと実感した」と感慨深げに話した。弟で同部屋の千代鳳と史上8組目の兄弟同時幕内となり「(兄弟での)優勝決定戦を夢に頑張る」と述べた。
十両、幕内昇進ともに1歳下の弟が先に達成し後塵を拝し続けた。弟の出世に「うれしい半面、悔しい気持ちもあった」と本音をのぞかせた。ようやく弟と同じ舞台に立ち「追い越せるように稽古する」と兄としてのプライドを見せた。
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