【ソチ共同】アイスホッケー男子のスウェーデン代表FWバックストロムが23日の決勝直前に、国際オリンピック委員会(IOC)から出場を禁じられた。チーム関係者によると、19日のドーピング検査でアレルギーの薬に含まれる興奮剤の一種に陽性反応を示した。
AP通信によると、IOCのアダムス広報部長は「進行中の問題で、結論が出るまではコメントできない」と述べた。
スウェーデンのブステット・ゼネラルマネジャーは、2日前には通知可能だったと強く批判し「チームは混乱した。反ドーピングのための見せしめだ」と主張した。26歳のバックストロムは北米プロリーグ、NHLのキャピタルズ所属。NHLは「チームドクターの承認も得ていたし、NHLでは禁止していない物質。今後のリーグでの出場には影響しない」との声明を発表した。
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