バドミントンの日本男子のエース田児賢一(NTT東日本)が腰周辺の痛みのため、世界選手権(25~31日・コペンハーゲン)出場を取りやめたことが19日、分かった。シングルスで第4シードに入っていたが、関係者によると、今秋に仁川アジア大会も控えるため、大事を取ったという。
田児は5月の国・地域別対抗戦トマス杯で日本男子初の世界一に貢献した。6月のインドネシア・オープンでは世界ランキング1位のリー・チョンウェイ(マレーシア)を破って準優勝したが、今月に入ってからの練習中に腰付近に違和感を覚え、検査を受けていた。
田児は昨年も腰痛で世界選手権を欠場した。
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