【仁川(韓国)共同】9月19日に開幕する仁川アジア大会組織委員会の金栄秀会長は5日、開会式での韓国と北朝鮮の南北合同入場行進について「両国でそういう話はしていないし、時間的にもう不可能だ」と述べ、実現しないとの見通しを示した。
北朝鮮は選手団と応援団をそれぞれ350人ずつ派遣すると表明したが、7月17日に行われた南北の実務協議が決裂するなど、派遣と受け入れに関する調整も進んでいない。同会長は統一チームや合同応援の可能性も「現実的なこととして考えられない」との立場を表明した。
国際総合大会の開会式での南北合同行進は、2000年シドニー五輪で初めて実現。
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