【リオデジャネイロ共同】国際セーリング連盟の競技責任者、アレステア・フォックス氏は5日、東京都などが2020年東京五輪のセーリング会場見直しを始めたことについて「変更の申し入れは聞いていない」とした上で「原案がベスト。正式な話が来れば、それを主張したい」と異議を唱えた。
招致段階では「若洲オリンピックマリーナ」(江東区)を新設する計画だったが、羽田空港に近く、飛行制限空域に入って撮影用ヘリコプターが飛べないことなどが問題になっている。稲毛ヨットハーバー(千葉市)が変更先に挙がっているが、フォックス氏は「10種目全てを実施するには狭く、風も不安定」と指摘。
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