2020年東京五輪・パラリンピック組織委員会の森喜朗会長は18日、国立競技場の取り壊しに伴って東日本大震災の被災地、宮城県石巻市に貸し出されている1964年東京五輪の聖火台を、希望した東北各県に巡回させる構想を明らかにした。
日本の戦後復興の象徴となった東京五輪の聖火台は、19年に完成予定の新国立競技場に再び設置するか、新競技場に併設されるスポーツ博物館に収蔵するかを検討している。また、制作された埼玉県川口市に一時的に移して「お色直し」(森会長)する考えも示した。
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