柔道・斉藤氏の「お別れの会」
柔道のロサンゼルス、ソウル両五輪で95キロ超級を連覇し、1月20日に54歳で亡くなった斉藤仁氏の「お別れの会」が15日、東京都内のホテルで開かれ、現役時代にしのぎを削った全日本柔道連盟(全柔連)の山下泰裕副会長ら約1300人が参列した。上村春樹前会長は弔辞で「その実行力、粘り強さ、現場を大事にする君は柔道の将来を託せる逸材だと誰もが思っていた」とたたえた。
斉藤氏が務めていた全柔連強化委員長の後任となった山下氏は大きな遺影の前で「最高のライバルと出会えて幸せだった。一緒に日本代表を指導できたことを誇りに思う」と語った。
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