J2愛媛FC「愚直に一歩ずつ」
粉飾決算があったとしてJリーグに制裁金300万円を科されたJ2愛媛FCは13日、松山市内で株主総会と取締役会を開き、亀井文雄社長(60)の引責辞任と、愛媛県サッカー協会の豊島吉博会長(64)の新社長就任を正式決定した。豊島新社長は同日、記者会見を開き「逆風の中でのスタート。信頼を取り戻すため、愚直に一歩ずつ前に進みたい」と話した。
外部の弁護士らがまとめた調査結果では、不正の背景として、事務局のスタッフ数が少ないなど組織の脆弱さが挙げられた。豊島新社長は会見で「早急に増員し、筆頭株主である県との連携を強めるなどして対応したい」と話した。
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