大鵬、銅像で“里帰り”
【ポロナイスク共同】昨年1月に72歳で死去した元横綱大鵬の故納谷幸喜さんの生誕地ロシア極東サハリン州ポロナイスク市(旧樺太・敷香)で15日、大鵬の功績をたたえる銅像の除幕式が行われた。ロシアで日本人の銅像が建つのは異例で、同市と秋田県の彫刻家らの尽力で実現した。
ポロナイスクの創建145周年の祝賀行事の一環で除幕式を開催。像を覆う白い布がはがされると、高さ約2・3メートル、化粧まわし姿で、日本がある南を向く銅像が特別整備された公園に現れた。ポロナイスク市のラドムスキー市長は「日本とロシアの平和を妨げる障害がなくなることを願いたい」とあいさつした。
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