新十両の錦木「目標は横綱」
大相撲夏場所(5月10日初日・両国国技館)の番付編成会議が25日、大阪市内で開かれ、24歳の錦木(伊勢ノ海部屋)が新十両昇進を決めた。2006年春場所で初土俵を踏み、9年かけて関取の座をつかんだ。同市内で記者会見し「15日間、相撲を取れるのが楽しみ」と喜びを語った。
少年時代は野球などに打ち込み、中卒で入門した盛岡市出身の“たたき上げ”だ。
江戸後期の大関がつけた由緒あるしこ名を受け継ぐ。重圧があるかと思いきや「超えられるように頑張りたい。目標は横綱」ときっぱり。師匠の伊勢ノ海親方は「15歳で入ってくる子のいい手本になってほしい」と期待した。
※無断転載を禁じます。 当ホームページに掲載の記事、写真等の著作権は大分合同新聞社または、情報提供した各新聞社に帰属します。