スポーツ仲裁裁判所(CAS)は27日、ドーピング違反で2009年から2年間資格停止となったスピードスケート女子のクラウディア・ペヒシュタイン(ドイツ)が、国際スケート連盟(ISU)に損害賠償を求めた訴訟をドイツの裁判所が認めたことに懸念を表明した。「スポーツ関連の裁定で国際的な有効性と調和を脅かす」とした。
冬季五輪で5個の金メダルを獲得したペヒシュタインは血液ドーピングを行った疑いでISUから処分を受け、CASもこの判断を支持した。(ローザンヌAP=共同)
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