一力四段、棋聖戦リーグ入り
囲碁の第39期棋聖戦最終予選決勝は21日、東京都千代田区の日本棋院で打たれ、一力遼四段が張栩九段に勝ち、史上最年少の16歳9カ月で棋聖戦リーグ入りを決めた。これまで同リーグ入りの最年少記録は、井山裕太碁聖の17歳10カ月。
棋聖戦リーグのほか、名人戦リーグは井山碁聖の18歳5カ月、本因坊戦リーグは余正麒七段の18歳2カ月で、三大リーグを通じても最年少記録となる。
一力四段は仙台市出身の高校1年生。宋光復九段門下で、2010年にプロデビュー。昨年の阿含・桐山杯全日本早碁オープン戦でベスト4入りするなど、ホープとして注目されている。
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