円山応挙の複製品、金剛寺に奉納
江戸時代の画家円山応挙が幼少期に修行したことで知られる京都府亀岡市の金剛寺に13日、応挙作で同寺が所蔵するふすま絵「紙本淡彩群仙図」12面(重要文化財)のうち2面の複製品が奉納された。
複製は、いずれも縦174センチで、横はそれぞれ92センチと89センチ。京都市下京区のNPO法人「京都文化協会」が約半年かけ、1200万画素のデジタルカメラで作品を30分割して撮影し、和紙に印刷した。
実物はかつて本堂を飾ったが、現在は掛け軸として保管されている。
4月1日から本堂で無料一般公開する。事前に予約が必要。電話0771(22)2871。
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