バレエ優勝の二山さんが凱旋公演
若手ダンサーの登竜門とされるスイスのローザンヌ国際バレエコンクールで2月に優勝した高校2年二山治雄さんが9日、地元の長野県松本市で公演に出演し、約1600人の観衆から感動のため息や大きな拍手が湧いた。
県芸術文化協会が主催。二山さんはコンクールと同じ「ラ・バヤデール」のソロル役などを披露し、公演の合間に県知事表彰を受けた。阿部守一知事が「県民に大きな感動と希望を与えた」と表彰状を手渡すと、やや緊張した面持ちで「これからも努力して頑張っていきたい」と感謝の言葉を述べた。
二山さんは「地元の温かい空気の中で踊れて楽しかったです」と笑顔で話した。
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