全日展前会長、捏造認め謝罪
文化庁が後援する公募展「全日展」の複数の知事賞受賞者が架空の人物だった問題で、主催団体の全日展書法会(東京都)の前会長龍源斎大峰氏(73)が28日、これらの受賞作を自分で書いて捏造したことを認め、「信頼を失墜させて大変申し訳ない」と謝罪した。
龍源斎氏は同日、文化庁を訪問し事実関係を説明した。文化庁は第三者委員会を設置して再調査するよう求めた。捏造がいつごろから行われていたかなどあいまいな部分が多く「報告書を精査したい」(政策課)としている。
龍源斎氏は報道陣に対し、捏造を行った時期や数について「記憶しているのは3年ぐらい前から」などと説明した。
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