京都市東山区の青蓮院は18日、飛び地境内で今秋の完成に向けて建設している青龍殿の現場を報道陣に公開した。
青蓮院によると、青龍殿は桜や紅葉の名所として知られる将軍塚に建立。500人を収容可能で、講演会や音楽会にも利用できるという。
国宝「絹本著色不動明王二童子像」(青不動)も安置。「清水の舞台」の4・6倍の広さの木造大舞台を設け、総工費は8億円以上という。
境内が海抜約220メートルの山頂にあることから、秋までに登山道も整備する考え。10月4日に落慶式があり、同7日から12月23日まで青不動を一般公開する。
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