京都、芸妓の衣装代を補助
京都伝統伎芸振興財団(京都市東山区)は6日、若手芸妓が衣装を新調する際、1人につき最大150万円まで費用を補助すると発表した。経済的負担を軽くし、芸妓の減少を防ぐのが狙い。
財団などによると、独立した芸妓は「自前」と呼ばれ、衣装を自分で用意する必要がある。着物や帯を季節ごとにそろえると、少なくとも数百万円かかるという。
対象は置き屋から独立して5年未満か、3カ月以内に独立する予定の芸妓。補助は1回につき最大50万円で、3回まで。2年以内に廃業した場合は財団に返還する。
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