文枝襲名披露が大千秋楽
上方落語の大名跡を継いだ六代目桂文枝さん(70)が8日、襲名披露公演の締めくくりとなる「大千秋楽」の公演を大阪市内で行った。2012年7月の襲名以来、パリやベトナム、タイなど海外を含む各地で112公演を開き、延べ20万人を動員。文枝さんは1年8カ月に及んだ公演を「何とか乗り越え、よくここまでこられた」と感慨深げに振り返った。
この日の口上では文枝さんを中心に、桂歌丸さん、立川志の輔さん、桂ざこばさん、笑福亭仁鶴さんといった東西の人気落語家17人がずらり。
234作目となる創作落語の新作「~熱き想いを花と月に馳せて~滝廉太郎物語」で最後を締めくくった。
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