プロ棋士、ソフトに敗れる
将棋のプロ棋士とコンピューターソフトによる5対5の団体戦、第3回電王戦は15日、東京都江東区の有明コロシアムで開幕し、菅井竜也五段(21)が98手でソフト「習甦」に敗れ、プロの黒星スタートとなった。
電王戦は2012年に第1回が開催され、引退棋士の故米長邦雄永世棋聖がソフトに敗戦。5対5の団体戦となった13年の第2回では、トップ棋士の三浦弘行九段が負けるなどプロ側が1勝3敗1持将棋(引き分け)で敗れていた。
先手番の菅井五段は、10年にプロ入りした関西のホープ。得意の振り飛車を用いたが中盤以降にリードを許し、そのまま押し切られた。
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