英演出家が大震災の遺児を支援
東日本大震災の遺児らを支援する「あしなが育英会」などは25日、ミュージカル「レ・ミゼラブル」で知られる英国のジョン・ケアード氏が演出する公演「世界がわが家」を3月に仙台と東京で行うと発表した。
被災した宮城県の青少年や、エイズで親を亡くしたウガンダの少年、米バッサー大の合唱隊が共演。ケアード氏が手掛けたミュージカル「ダディ・ロング・レッグズ~足ながおじさんより~」の劇中歌などの楽曲を、歌や和太鼓、舞踊で表現する。
ケアード氏は記者会見で「地球の裏側にも、似たような境遇にある子どもがいることを互いに知ることで『世界がわが家』だと感じてほしい」と話した。
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