将棋、渡辺が3連勝で初防衛
将棋の渡辺明棋王(29)に三浦弘行九段(40)が挑戦していた第39期棋王戦(共同通信社主催)5番勝負の第3局は16日、富山県黒部市の宇奈月国際会館セレネで指され、午後6時4分、85手で先手の渡辺棋王が勝ち、3連勝で初防衛に成功した。
渡辺棋王は東京都出身。2000年、15歳でプロ棋士となり、竜王9連覇など揺るぎない実績を誇っている。
今シリーズは三浦九段を相手に持ち味を十分に発揮。中盤の構想、終盤の読み合いなどで三浦九段を上回った。もう一つ保持している王将は16日現在、羽生善治3冠の挑戦を受け、3勝3敗のタイとなっている。
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