映画「名探偵コナン 異次元の狙撃手(スナイパー)」の公開アフレコ収録が東京都内で開かれ、ゲスト声優を務める俳優の福士蒼汰とお笑いコンビ「パックンマックン」のパトリック・ハーラン(パックン)が出席した。
人気映画シリーズの第18作にして、英語を話す主要キャラクターが初登場。福士は元海兵隊二等軍曹でミリタリーショップを経営するケビン・ヨシノ、パックンは軍装備品製造会社を経営する元陸軍大尉ジャック・ウォルツを演じる。
集まった報道陣を前にパックンは「日本を代表する特別な映画に出演できて、やっと日本で成功したなと胸を張りたい」とあいさつ。福士は得意の英語で「スナイパーの映画なので、一発やってやるぞ」と力強く語った。
英語での吹き替えについて、福士は「発音が心配でしたが、パトリックさんに指導してもらって乗り切れました」と振り返り、パックンは「hopeはもっと日本語っぽく、(ラーメン店)ホープ軒のホープでいいんだよって教えました」と明かした。
福士が「もっと英語を勉強して、海外でも仕事がしたい」と目を輝かせると、英語と日本語を駆使して活躍するパックンは「グルメリポートの仕事は英語じゃできない。『麺の腰が強い』とか、『外パリパリ中ジューシー』とか、日本語にしかない表現がたくさんあるから」と笑わせた。
映画は4月19日公開。
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