北朝鮮民衆の素顔を映画化
北朝鮮の各地で、無名の住民たちが隠し撮りした闇市場や孤児たち、公開処刑などの映像を構成した記録映画「北朝鮮・素顔の人々」が、15日から東京・渋谷の映画館「シネマヴェーラ渋谷」で初公開される。28日まで。
企画したアジア映画社(神戸市)によると、韓国の脱北支援者が数人の北朝鮮住民に託したカメラで、2005年前後に撮影された長時間のフィルムを、同社が入手し約30分の作品に編集した。
列車やトラックで移動し、雑踏で談笑する人々。飢餓状況が生み出したコッチェビ(孤児)たちはグループをつくり、ごみ捨て場で残飯を分け合う。
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