バチカンの聖歌隊と初共演
【バチカン共同】日本人女性指揮者の西本智実さんが芸術監督を務めるイルミナートフィルハーモニーオーケストラと合唱団が24日、バチカンのサンピエトロ大聖堂で行われた音楽ミサで、バチカン専属の聖歌隊「システィーナ礼拝堂合唱団」と初共演した。
ミサでは、西本さんの曽祖母の出身地である長崎県平戸市・生月島の隠れキリシタンが伝承してきた祈り、グレゴリオ聖歌「オラショ」などを披露。荘厳な大聖堂に参列者らからの拍手が響いた。
同オーケストラは昨年、アジアのオーケストラとして初めてバチカン国際音楽祭に参加。オラショの起源となったグレゴリオ聖歌のオリジナルを復元演奏した。
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