新競技場は「粗大ゴミ」に
2020年の東京五輪・パラリンピックのメーン会場となる新国立競技場について、国際的な建築家磯崎新さん(83)が5日、「将来の東京は巨大な『粗大ゴミ』を抱え込むことになる」との意見を発表した。競技場で開会式を行わないことも提案した。報道関係者にメールで文書を寄せた。
新競技場は建築家のザハ・ハディドさん(64)がデザインしたが、当初予算を大幅に上回ることなどが判明し、日本スポーツ振興センター(JSC)が修正案を出した。
建築家の槙文彦さん(86)らが「巨大で景観を破壊する」と批判するなど、議論を呼んできた。
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