日光東照宮で千人武者行列
栃木県日光市の日光東照宮で17日、江戸時代から約400年続く例大祭の恒例行事「百物揃千人武者行列」が行われた。
さわやかな秋晴れの中、よろいかぶとの武者や鉄砲持ちの格好をした市民ら約700人が、約1キロの杉並木の参道を練り歩いた。集まった観光客らはカメラを向け、勇壮な姿に見入っていた。
埼玉県鴻巣市の平野光臣さん(66)は「地元の人に長年支えられてきただけあって、伝統の迫力があった」と満足げだった。
武者行列は、徳川家康が静岡県の久能山に葬られ、1617(元和3)年に日光へ移した際の行列を再現したとされ、毎年春と秋の例大祭で開催されている。
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